実験データ(csvファイル)を列挙するMATLABコード
実験していると、似た名前の複数の実験データ(csvファイル)が大量に生成されるということがよくあります。そのようなファイル群から、ファイル名が特定の条件を満たすものだけをとりあえずplotして中身を確認したいということもままあります。
例えば、ファンクションジェネレータの出力電圧と振幅をいろいろ変えながら、何らかの回路の応答をオシロスコープで取得したとします。
この場合実験データフォルダには例えば次のようなファイルが入っていることでしょう。
freq1k_ampl1.csv
freq1k_ampl2.csv
freq1k_ampl3.csv
freq1k_ampl1.csv
freq2k_ampl2.csv
freq2k_ampl3.csv
freq3k_ampl1.csv
これらのファイルから、freq2kのものすべてを列挙して、順に処理するコードは以下の通りです。
filepath_='データが入っているフォルダ名/'; frequency='freq2k'; amplitude='ampl*'; filename=[frequency amplitude '.csv'] csvFiles = dir([filepath filename]); numfiles = length(csvFiles); for k = 1:numfiles filepathname = [csvFiles(k).folder '\' csvFiles(k).name]; data = csvread(filepathname); %変数dataにCSVファイルの内容が格納されている %ここにdataに対する処理を書く end
地理院地図たのしい
呑川の流れている大岡山・都立大学付近について、地理院地図の機能を使って地形を見てみます。
本記事で話題にする範囲は、広域の地図でみると図の赤枠、自由が丘や大岡山のあたりを中心としたエリアです。この地図は、国土地理院の提供するウェブ地図である地理院地図で、「標準地図」と「色別標高図」を重ねて表示したものです。色合いの違いが、標高の違いを表しています。標高値と段彩の凡例はこちらの通りです。
次の地図は、この赤枠の部分を拡大した地図です。この範囲では、全体的にか左上(北東)から右下(南東)に向かって川が流れているようです。多摩川、目黒川が東京湾に注いでいる様子が分かります。しかしこの縮尺ではまだ呑川は表示されていません。
次に、道などが表示されている標準地図を非表示にし、地形だけ表示して見てみます。
上図で、台地のような地形に、様々な溝が刻まれている様子が分かります。人工的にこのようなでこぼこな地形を作ることは考えにくく、これらは自然によって作られた地形であると考えられます。具体的には、川によって削られた地形と考えられます。
開渠(水面が地上普通の水路)なのか暗渠(川の上に蓋がされて地下化されている水路)なのかなどの違いはあれど、土地が低い以上、かつては雨水がそこに集まり、さらに低い場所へと流れて、大きな川に合流していったことは間違いありません。
先ほどの図の溝に、呑川に近い河川を書き加えたものが次の図です。呑川本流のほかに多摩川、九品仏川、呑川の支流の一つである柿の木坂支流を示しています。九品仏川と柿の木坂支流は全域(たぶん)緑道化されており、呑川本流もかなりの区間が緑道化されています。
このように様々な川を地形と対応させて理解することができます。
予定では続けて呑川支流を散歩した記事を書くつもりだったのですが、力尽きたのでここまでにします。
初めての投稿 あいさつ
こんにちは。
ブログを書くのは初めてなので慣れないことも多いですが、のんびり続けていきたいと思います。更新が数か月ごとになるような未来が見えますが、とりあえず放置しないことを目標にやっていきたいです。
本ブログに書く主な内容は、私の住んでいる東京と神奈川の境界らへん、目黒区・大田区・世田谷区あたりの地形についてです。この地域は比較的急な坂が多く、アップダウンの激しい道ばかりで、歩くには大変ですが、一方でその地形の成り立ちを考えるのはとても楽しいことです。
といっても、私には地理・地学・歴史いずれの専門知識もなく、常識レベルの知識すら怪しい気がします。なので間違ったことも多く書いてしまうと思います。もしお気づきの点がありましたら、指摘していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。